Tokyo Experienceとオタク

『Tokyo Experience』

それは、2018-2019の JOHNNYS' KING&PRINCE ISLANDで発表された曲だ。

 

これは、2022年1月、3年越しにTokyo Experienceで東京に夢を見たオタクの話。

自分語りするので、苦手な方はUターンで…

 


自分のブログだから、自分語りいいよね!!!

 

 

僕らとTokyoで会いましょう」

この歌詞が好きだ。瑞稀くんと会えるTokyoの街が好きだ。

瑞稀くんがいる。それだけで、東京に行くのが楽しくなる。


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私は、東海地方出身、関西在住の大学生のオタクである。

地元にいた時は、家族と頻繁に東京に行っていた。お買い物が好きな母親に連れられて、銀座や新宿をフラフラした。だからそれほど、東京が遠い街という認識はなかったし、交通手段としての新幹線にも慣れていた。

大学受験も、友達も行くし、一人暮らししたいからという理由で、東京の大学を受験した。そして、第一志望は落ちてしまい、関西の大学に来た。一人暮らししたいという夢は叶ったが、友達がいない関西の街が不安だった。

 

大学1回生の時から、頻繁に東京に行った。いろんな友達に会って、泊めてもらって。嵐の現場も東京ばかりあたるから東京に行っていただけで、東京に嵐に会いに行くという認識は薄かった。(もちろん、東京にいた方がオタクする上でも、実家に近いという点でも楽だなとは思っていた。)

私にとっては東京はこういう街。友達がいて、人混みも楽しくて。

 

でも、HiHi Jetsを好きになって、瑞稀くんを好きになって東京の街のイメージが変わった。

HiHi Jetsは、クリエ、EXシアター、そして帝国劇場での現場しかなかった。2021年に現場が再開してからも、TDCホール、新橋演舞場、代々木国立体育館での現場だった。

瑞稀くんには、東京でしか会えないということだ。

夏は、水道橋に通い、秋は銀座に通った。五騎当千では渋谷のホテルに泊まって、東京のど真ん中の原宿にある会場で二日間過ごした。

瑞稀くんに会えると思うと、新幹線の見飽きた景色も、夜行バスの眠れない夜も、全部全部楽しかった。

 

ところで、私の高校時代の友人たちには、Jr.やKing&Princeのオタクがたくさんいて、冬になると、帝国劇場と有楽町のキラキラ輝く街をストーリーでよく見かけた。まだ、瑞稀くんにあまり興味はなかった頃だったけど、帝国劇場に通うキラキラオタクになりたいなって憧れだった。

 

2022年1月1日 普段は乗り換えでしか使わない東京駅でおりて、冷たい風が吹く中を帝国劇場まで歩く時間。これが、よく見た風景なのかって感動した。

初めてのジャニアイ、めまぐるしく過ぎて行く舞台の中、最後の方の挨拶で流れたのが『Tokyo Experience』だった。今までも、聞いたことはあったけど歌詞をあまり覚えてなくて。

 

Comon! Tokyo make a magic!君と

HiHi Jetsが一番最後に出て来て歌う姿。有楽町という、東京のど真ん中で、「僕らとTokyoで会いましょう」なんて歌われたらもう感激で。

この瞬間、私にとって東京は、完全に瑞稀くんに会うための場所になった。

この歌詞を、心の底から実感するために、大学受験失敗して地方に行ったのかなと思うくらい。

 

帝劇に通うオタクに憧れてた、2年前までの私へ。

帝劇に通うオタクになったよ。あの、キラキラの道を1人でまっすぐ前を向いて歩くオタクになったよ。

瑞稀くん、憧れていたオタクにならせてくれてありがとう。

 

ちなみに、当時憧れていたオタクたちは、担降りしてしまいました。悲しいね。でも、今の推しと幸せそうなので何よりです。

 

4月からは、東京に就職が決まってます。これは、HiHi Jetsを応援する以前から決めていたことだけど、好きになって、応援するようになってよりいっそう強く願っていたことだから、念願が叶って嬉しい。

 

そして、ジャニアイはこのご時世の中、20日以降中止になってしまって、私もチケットを一枚持っていたので悔しい気持ちもある。私にとって最後の東京遠征になるはずだったから。

僕らとTokyoで会いましょう」の歌詞を噛み締めながら東京へ行こうと思っていたから。

でも、仕方のないことなので。

 

2021−2022で、瑞稀くんに会うために東京に行った回数は16回でした。(泊まりもあるけど、これは日付で数えてる。)

瑞稀くんに会うために行く東京、とても楽しかったな。ありがとう。

また来年、ジャニアイができるのなら、今度は東京に住む人間として行くことになります。たのしみにしてるね。