もうひとつのはてブアカウントに載せたものです。
少し私のJr.担としての覚悟みたいなものが書かれているので、自分用にこちらにも掲載します。
嵐が活動休止して。世界一大好きな人の姿が見られなくなって1ヶ月。
12月31日に感じたことと今感じていること。
未来の自分のために整理して残しておこうと思う。
はじめに。
私は2020年3月から、嵐だけでなく、ジュニアのグループも応援している。
好きになるまでに5ヶ月迷う時期があったが、今となっては好きになって良かったと心の底から思っている。
この年はコロナもあって、直接コンサートを見る機会がほとんどなかった。HiHi Jetsも例に漏れず決まっていたコンサートは中止となった。その中で、夏にサマーパラダイスを配信で行った。これは他のJr.のグループも行なっており、「配信であることを前提とした配信ライブ」の先駆けだった。そのため、通常なら客席がある場所に大きなスクリーンを配置するなど、これまでの生で会うライブとは一線を画したものであった。
HiHi Jetsのサマパラはすごかった。配信ライブだからこそ「配信でしかできないライブ」を見せつけられた。「通常のコンサートの妥協ではなく、配信という完結した作品として見てもらう」という彼らの言葉通り、ライブを見ている全員が「カメラが捉えた世界」という同じ風景しか見られないことを生かしたコンサートになっていた。
そして、奇しくもジャニーズ事務所の大規模コンサートの年内中止が発表されたのも、HiHi Jetsのサマパラの最終公演中であった。オーラスを見終わり、現実世界に戻るとその知らせ。その時点で、アラフェスの扱いは明記されていなかったが、おそらく配信に切り替わるだろう。その時にみた意見の中で、「潤くんならば、配信でしかできないライブをみせてくれるだろう」というものがあった。
私は悔しかった。ついさっきまで、配信ライブの最高峰ともいえるものをみていたから。
嵐担として、最高のライブはいつだって嵐のライブだったから。
だからこそアラフェスへの期待値はとても上がった。
しかし、Voyageをみたらわかるとおり、アラフェスはギリギリまで有観客と無観客どちらでやるのかの判断に迷っていた。もちろん、ステージ構成も有観客前提で作られていた。
私があの11/3に見たものは、あくまで「ライブの生配信」だった。もちろん、ARが使われていたり、曲の繋ぎも配信だからできるものもあった。でも、その全てが、私にとって「HiHi Jetsのサマーパラダイスの上位互換」でしかなかった。
非常に失礼な話だ。その時の私も、そんなことを思いたくなかった。
私にとって、史上最高のライブは嵐のライブであり続けて欲しかったから。
12/31のThis is 嵐 Liveは私にとって、まごうことなき「史上最高のライブ」になった。
大好きな人がいなくなってしまう。その怖さを吹き飛ばすほどの最高の、楽しくて面白いライブだった。
それはそうだ。嵐にとって初めての「配信であることを前提とした配信ライブ」だから。配信であるから、あの光の部屋だったり、メンステの後ろに伸びるステージだったり。
嵐が終わってしまう悲しみより、とんでもないライブを見ることができた興奮が勝った。
嵐って本当にすごい。潤くんて本当にすごい。あの光と鏡の部屋が生きる振り付けをした智くん、本当にすごい。
嵐の嵐のための嵐による史上最高の配信ライブを見られたことで、私は救われた。
文字通り、嵐は私にとって何にも変えられない最高のグループだという気持ちで2021年を迎えられた。
ありがとう。最後まで嵐は嵐でしかなかった。いつだって最高のエンターテインメント集団だった。
私が、アラフェスに満足できなかったのと同じ感覚で、最後の瞬間まで、大切なものが嵐だけでなくなってしまったことがどうしてもモヤモヤしていた。
私の周りには、もちろん嵐だけでなく、掛け持ちになっている人もいたが、嵐だけ好きなままでこの日を迎えた人がたくさんいた。
心のどこかで、HiHi Jetsを好きになったことは、逃げだと思っていた。そんなの、嵐にもHiHi Jetsにも失礼なのに。
終わりに向かっていく嵐を見るより、未来があるHiHi Jetsを見ている方が、応援に夢中になっている方が楽しかった。いなくなってしまう智くんより、これからの夢を語ってそれを叶えていく瑞稀くんを見ている方が楽だった。
でもそれは逃げでしかなくて、とどめを刺されるのを後伸ばしにしているだけだと思っていた。
最後の瞬間まで、2020年のキワのキワまで嵐だけを見ていられなかった自分がとても嫌だった。
でも、This is 嵐 Live で、関東のユニットの高校生よりも上の子たちをバックとして出してくれた嵐を見て、私は心の底から「許された」と思ってしまった。
嵐だけじゃなくて、ジャニーズJr.を好きになった自分を嵐が肯定してくれた気がした。
最後の瞬間まで智くんだけを見つめることができなかった。ついつい画面の隅にうつる瑞稀くんを目で追ってしまう。そんな私が嫌でしかなかったけど、その一方で嵐に許されたと思っていた。
それも私の中で瑞稀くんの存在がどんどん大きくなっていってることの表れでしかなかった。
最後の挨拶で、智くんが「今まで僕らに付いてくれたジャニーズJr.のみんな」に感謝しているという言葉を聞いて、Jr.を好きでいていいんだなと思った。
結局最後の最後まで嵐に救われて助けられて生きているよ。私は。
どんな人間も救ってくれる。嵐は、智くんは最高のアイドルだよ。ありがとう。
ねぇ、智くん。
私はあなたの果てのない優しさに見合うファンだったかな。
私はあなたのことを守ることができていたのかな。
でも、最後のライブで最高の歌声と最高のダンスと最高の笑顔を見せてくれてありがとう。
スッキリした顔で、またねっていってくれてありがとう。
最後の最後まで優しくしてくれてありがとう。
いつまでも大好きだよ。
またね
この世界のどこかで智くんが健康で安全に幸せに笑っていることを祈って。